結婚や出産などおめでたい事と身内の不幸が続けてあることは多いものです。
喪中はがきを出すタイミングと結婚や出産の報告が重なることってありますよね。
喪中はがきで結婚報告してもいい?
引越しのお知らせって喪中はがきできる?
そもそも喪中はがきのマナーとして添え書きってどうなの?
今回は喪中はがきで結婚報告や引越しのお知らせをしてもいいのかご紹介したいと思います。
喪中はがきで結婚報告してもいい?
喪中はがきで結婚や出産などのお祝い事の報告をすることは禁止です。
喪中はがきは身内を亡くした悲しみから年始の挨拶や祝い事を控えさせていただくという年賀欠礼を知らせるものです。
そういった弔事の内容と結婚報告は絶対に一緒にするものではありません。
年が明けてから寒中見舞いで結婚報告をするのもマナー違反ではありませんが、厳密にいえば寒中見舞いは季節の挨拶であり相手を気遣うためのものです。
きちんと伝えるべき相手には、寒中見舞いを兼ねるのではなく改めて報告のはがきを出した方がしたほうがより丁寧でしょう。
喪中はがきで引越しのお知らせは?
それでは結婚と同時に引っ越しをして住所が変わっている場合はどうしたらいいでしょうか。
転居は祝い事ではないため、喪中はがきで引越しのお知らせを兼ねてもマナー違反ではありません。
本来は結婚報告と同様、引越しのお知らせを別に送ったほうがいいのです。
しかし喪中はがきを新住所で出しておいて、後から改めて転居通知を送るのは不自然ですよね。
喪中はがきで引越しのお知らせを兼ねる時は、本文に「引越しました」などと入れるのではなく、住所の欄に「新住所」や「転居しました」などを付け加えるのみにとどめておきましょう。
もし新住所のお知らせ以外の近況報告や「遊びにきてください」などのメッセージを伝えたいのであれば、クリスマスカードや寒中見舞いを出してみるのもおすすめです。
喪中はがきのマナーとして添え書きはアリ?
そもそも喪中はがきには添え書きをしないのが一般的なマナーとされています。
結婚報告や出産報告はもちろん、近況を知らせる一言や挨拶なども書かないようにしましょう。
喪中はがきは年賀欠礼を詫びるものですから、「お元気ですか」「また会いましょうね」などと添え書きするのはおかしいですよね。
喪中はがきは定型文で出すものです。
慶事はともかく弔事に関することは特にマナーに気をつけるようにしたいものです。
まとめ
喪中はがきを出す状況でなければ、年賀状で結婚報告をしようと思っていたという人もたくさんいると思います。
おめでたいことですから年賀状と兼用で結婚報告をすることもよくあることですが、喪中はがきを出さなければならなくなった時には注意が必要です。
慶事はともかく弔事に関することは、受けとる側がどう感じるかということがとても重要です。
相手の立場に立って失礼のないようにしたいものですね。
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