子供の成長は早いもので、この前生まれたと思ったらもう小学校に入学…自分の子はもちろん親戚や知人のお子さんの成長もうれしく感じられる季節となりました。
入学祝を贈ってあげたいけれど、相手が喪中の場合はどうしたらいいのでしょうか。
喪中でも入学祝って贈って大丈夫?
亡くなったばかりだったら渡す時期は入学後でもいい?
祝儀袋やのしはやめたほうがいいの?
今回は喪中の入学祝についてご紹介したいと思います。
喪中に入学祝は贈っていいの?
相手が喪中の場合でも自分が喪中の場合でも、子供に入学祝を贈って大丈夫です。
喪中とは自分が悲しみから祝い事や祝いの場を控える期間であって、周りの祝い事を禁止する期間ではありません。
子供に喪中は関係ありません。
そもそも現代では喪中といっても喪中はがきを出すくらいのもので、行動を制限して喪に服すこともかなり少なくなっています。
儀礼的なマナーより子供をお祝いする気持ちを優先しても問題ありませんし、贈られた側もうれしいはずです。
近親者が亡くなって間もなかったり、とてもそんな気分になれないというほどの悲しみを感じているのであれば、無理せずに落ち着いてから改めて入学祝を贈ってももちろんOKです。
喪中のマナーにこだわるよりも、贈る側と受け取る側の気分的にOKなら入学祝のやりとりをしてかまわないのではないでしょうか。
喪中に入学祝を渡す時期はいつがいい?
そうはいっても、亡くなったばかりのタイミングと入学の時期が重なってしまい、お祝いを贈るのがはばかられることもあります。
喪中に入学祝を渡す時期としては、忌中明け以降(49日以降)がおすすめです。
入学祝といっても必ず入学の前の時期に渡さなければならないものではありません。
気持ちを贈るものですし、喪中(忌中)という理由から渡すタイミングが遅れてしまうのですから、落ち着いたころに一言添えて渡せば
入学してから時間がたってしまっていても大丈夫です。
もちろん忌中に入学祝を贈ることもできます。
こんな時だけど子供のお祝いだから、という気持ちは失礼にはあたりません。
一般的には身の回りも気分的にも落ち着く忌中明け、気にならなければ渡せるタイミングで入学祝を贈るようにしましょう。
喪中の入学祝は祝儀袋やのしをどうする?
喪中に入学祝を贈る時、祝儀袋やのしについても個人の判断で問題ありません。
お祝いを贈る以上、祝儀袋やのしを控えたところで大して変わりはありません。
どうしても気になる場合は普通の封筒に「入学祝」ではなく「文具代」「書籍代」などと書いて渡すこともあります。
ただ、そこまでして入学祝を渡すのは逆に相手に気を遣わせてしまうかもしれません。
祝儀袋やのしを使いたくない時は、お祝いとは関係のない子供の好きなキャラクターやデザインのかわいい封筒を使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
喪中の入学祝についてご紹介してきました。
弔事はマナーが気になることも多いですが、儀礼にとらわれすぎず臨機応変に対応したいものですね。
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