親戚や知人のところに入学祝いを贈りたい時、遠方だったり都合がつかなかったりで郵送することが多いですよね。
そんな時、宛名はどうしたらいいのか迷ってしまったことはありませんか。
保護者宛てなのか子供本人宛てなのかどっちがいいの?
そもそも入学祝いって誰のものになるの?
今回は入学祝いを郵送する場合の宛名についてご紹介したいと思います。
入学祝いを郵送するなら宛名はどうする?
入学祝いを郵送する場合、現金であれば現金書留で送るようにします。
現金書留に記入する宛名は、保護者の名前でも子供の名前でも可です。
一般的には保護者と子供の連名にして送ることも多いです。
子供の宛名書きについての厳密なマナーはあまり聞かないため、個人の判断でOKです。
保護者宛てにした場合、中の祝儀袋に子供の名前を書き入れると子供にも入学祝いをいただいたということがわかりやすくおすすめです。
親どうしの付き合いがメインでそのお子さんに入学祝いを送る際や、年配の方やひと昔前までのやり方では保護者宛てにすることが多いです。
一方子供本人宛てに郵送する場合は、子供が自分に送られてきたお祝いということで非常に喜びます。
子供本人をよく知っている間柄だったり、入学祝いなんだから本人に渡したいと考える場合は子供宛てで郵送しましょう。
封筒の中に保護者宛ての手紙を添えてもいいですね。
どちらの宛名もマナー違反ではありませんが、間をとって保護者と子供の連名宛てで送ると、受け取る側でもわかりやすいのでおすすめです。
ただし、連名の場合1つだけ気をつけたいのは「様方」を使わないことです。
地域によっては、「保護者様方 子供様」と書くのが常識とされているところもありますので、その場合は絶対に禁止ではありませんが、一般的には様方は別世帯の人が間借りをしているような状態に使うものです。
表札と違う苗字宛てなら「様方」が必要ですが、同一世帯の子供宛てに様方をつけるのはやめましょう。
入学祝いは誰のものなの?親?本人?
入学祝いなど子供に対するお祝い金は、たとえ未成年であっても法律的には子供本人の財産とみなされます。
ただし、未成年の場合は保護者に子供の財産管理権がありますので、親が預かっておく権利もあるのです。
また子供本人へのお祝いの気持ちとしてばかりでなく、親どうしのつきあいで入学祝いを贈り合うことも多々あります。
入学祝いを親に渡すか子供に渡すかは、相手との関係や状況に合わせて判断すればいいということになりますね。
詳しくはこちらをご参照ください。
まとめ
入学祝いを郵送する際の宛名についてご紹介してきました。
明確なルールはないため、保護者宛てに送るか子供本人宛てで送るかは各自の状況により判断することになります。
大人どうしの付き合いからやりとりすることの多い入学祝いですが、もらう側である子供の晴れがましい気持ちを想像すると送るほうもうれしい気持ちなるのではないでしょうか。
子供の成長の節目をお祝いしてあげられるのは大人としても幸せなことですね。
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