お守りをいくつも持つとよくないって聞いたことありませんか。
神様がケンカするからお守りを複数もってはいけない?
たくさんお守りをつけるとご利益もアップする?
今回は、合格祝いや安産、縁結びなどの心強い味方「お守り」をいくつも持つことについての不安や疑問にお答えしていきます。
お守りはいくつも持っても問題ない~神様はケンカしない
お守りをいくつも持つと、神様同士がケンカするから効力がなくなる、などと聞いたことのある人は多いでしょう。
何かよくないことが起こるかも、と不安になってしまいますよね。
でも安心してください。神様はそんな小さなことでケンカなどしないんですよ。
日本の神様は「八百万の神」ですから、万物に神様が宿り、たくさんの神様が共存していると考えられています。
ですから、お守りをいくつも持っても神様同士がぶつかり合うということはないのです。
お守りをいくつも持っても大丈夫だということです。
旅行先の神社などで、記念にお守りを買ったりすることも多いですし、日本のお守りとお土産などでもらった外国の魔除けやお守り人形などをたくさん持っていることもあるでしょう。
とは言え、お守りはたくさん身につければいいというものでもありません。
お守りをいくつも持つ場合には注意しなければいけないことも当然あるんです。
お守りをたくさん持つときの注意とは
お守りをたくさん持つ場合に忘れてはいけないこと。
それは、お守りとは本来願いをかなえてもらうためのものではなく、自分を守ってくれるものだということです。
ご利益を期待するのではなく、守ってもらっていることに常に感謝の気持ちを忘れないことこそが、お守りの力を一番強くするのだそうです。
ですから、お守りをいくつも持つことで一つ一つに感謝の気持ちを持てなくなって、何となく身につけてるだけになってしまうことは、できるだけ避けた方がいいということですね。
お守りをいくつも持っていて、一つは財布につけて、一つはバッグに、一つは家の鍵のキーホルダーに…という持ち方をしている人もいるでしょう。
神様同士がぶつかりあうことはなくても、一つ一つのお守りを分けることで、それぞれのお守りに自然に自分の気持ちがむきやすくなるかもしれません。
気の持ちよう、と言えばそれまでですが、お守りを一か所にまとめずに分けて身につけるというのは、一つ一つのお守りを大事にするという意味ではおすすめの持ち方だと言えますね。
お守りは一年たったら返納しよう
お守りにも有効期限があります。
一年たったら購入した神社に返納するようにするのが基本です。
旅先で買ったものだったり、返しに行くのがむずかしい場合は郵送で送るか、近くの奉納箱などに納めることもできます。
いくつも持っていてそれほど思い入れのないお守りがあれば、そういうお守りは特に長く手元に置いておかない方がいいそうです。
一年を過ぎたら返納するようにしましょう。
終わりに
お守りは大切にできるならいくつ持っても問題ないのですが、たくさんつけたからと言ってご利益が何倍にもなるということではありません。
日々無事過ごせていることに感謝する心が一番大事なんですね。
とはいえ、いくつもお守りを持っているとなんとなく安心できる気もします。
自分が気に入っているお守りを大切に持っていれば、いいことあるような気がしてきませんか・・
ヾ(・∀・)ノ
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