秋の味覚、さつもいもの美味しい季節に
なってきました。
せっかく食べるなら
甘くておいしいさつまいもが食べたいですよね。
今回は、さつまいもを甘くするための
保存方法や食べ方について
ご紹介したいと思います。
さつまいもを甘くする収穫後の保存方法は?
さつまいもを自分で栽培したり
お芋ほりでとってきたりした場合
収穫後の保存方法が大事になってきます。
いろいろなやり方がありますが
よく乾燥させること 温度に気を付けること |
というのがポイントになります。
乾燥させ、適温で保存することで
さつまいもが腐ったり傷んだりするのを防ぎます。
そのために、収穫後のさつまいもは
洗わずに土付きのまま
よく土を落として乾燥させましょう。
水洗いしたり、土がたくさんついたままだと
十分に乾燥させるのがむずかしく
残った水分で傷みやすくなります。
土を落としたら
日光に3~4日当てます。
その後、新聞紙にくるんで
ダンボールに入れて保存します。
さつまいもの保存に適した温度は
13~15℃ですので、
風通しのいい部屋に室温で置いておきます。
1~2週間置くと食べごろになります。
買ってきたさつまいもは
天日干しする必要はありませんが
冷蔵庫や倉庫で保存することは避けましょう。
さつまいもを甘くする食べ方は?
さつまいもを甘くするには
調理の仕方も重要です。
さつまいもはじっくりゆっくり加熱することで
甘くなります。
さつまいもに含まれるβアミラーゼ
という酵素には
デンプンを麦芽糖をいう甘味成分に変える働きが
あるのですが
この酵素は生のデンプンには作用せず
やわらかい糊状で70℃前後を保つことで
働く性質を持っています。
ですから、
なるべく長くゆっくり熱を通すことで
麦芽糖=甘味を増すことができるのです。
電子レンジでチンするよりも
じっくりとふかしたり焼いたりすることで
甘~いさつまいもを食べることができるんですね。
管理人おすすめの食べ方
「フライパンで焼き芋」をご紹介します。
よく洗ったさつまいもを
ふたをしたフライパンに入れて
弱火でじっくり焼きます。
途中ジューッと音がしてきますが
時々焦げないようにひっくり返すだけで
甘~い焼き芋ができますよヾ(ω` )/
さつまいもが甘くならない場合のアイデア
しばらく保存してもゆっくり調理しても
ちっとも甘くならない…
時々そんな残念なさつまいももあります。
そんな時はひと手間加えて
おいしいサツマイモ料理を作ってみませんか。
スイートポテトにしたり
大学芋にしたり
手作りおやつもいいものですが
甘くないさつまいもなら
思い切っておかずにしてしまうのもおすすめです。
ひき肉と一緒にそぼろ煮にしたり
じゃがいものかわりに
ポテトサラダや肉じゃがに使ったり
お味噌汁に入れてもおいしいですよヾ(・∀・)ノ
甘いイメージで甘いお菓子にしがちな
さつまいもですが
自然のやさしい甘味は
ご飯とも意外に合うので
よかったらお試しくださいね。
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終わりに…
さつまいもを甘くする方法について
収穫後の保存方法や食べ方を
ご紹介してきました。
さつまいもは
食物繊維が豊富な美容食でもあります。
体にやさしいさつまいもの自然な甘味を
じっくり味わいたいものですね。
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