節分の豆まき、せっかくやるなら徹底的に鬼を追い出せるようにやってみませんか。
豆まきをする部屋の順番は?
豆まきをしていく順番は鬼門や方角と関係ある?
今回は節分の豆まきをどこからやるか、部屋の順番や鬼門・方角についてご紹介してきます。
豆まきはどこの部屋から始める?豆をまく順番とは?
豆まきをする時、家の中のどの部屋から始めたらいいのでしょうか。
節分の豆まきは地方や家庭によってそれぞれのやり方・風習があるものです。
これが正解という順番はありませんので、一般的な順番をご紹介したいと思います。
・奥の部屋、上階から玄関に向かっていく
鬼を追い出すゴールとなるのは玄関です。
玄関から一番遠い奥の部屋、上階があれば上の部屋から順番に豆をまいていきます。
鬼を追い出すように、トイレやお風呂場もまいていきましょう。
最後に玄関まできたら豆まきは完了です。
・基本は「鬼は外」→「福は内」
基本となるのが、まず鬼を外に追い出してから福を内に呼び込む、という流れです。
窓やドアを開けて「鬼は外」と外に向かって豆をまいたら、すぐに窓やドアをしめて鬼が入ってこないようにします。
その後、室内に「福は内」と掛け声をかけながら豆をまきます。
玄関でも、外に向かって鬼を追い出した後、ドアを閉めて家の中に豆をまいて福を閉じ込めるようにします。
地域や家庭によっては、まず玄関から鬼を外に出した後、各部屋を回っていくというやり方もあります。
また、「福は内」をしてから「鬼は外」をする場合もありますので、ご家庭のルールを優先させるべきですが、どうしたらいいのか迷った時には、上記の豆まきの作法を参考にされてみてはいかがでしょうか。
豆まきの順番は鬼門と方角から決める?
豆まきをする部屋の順番について、鬼門や方角が気になる人もいるでしょう。
鬼門とは、十二支の丑寅の方角=東北を指し、鬼が出入りする方角のことです。
その鬼門に向かって鬼を追い出すと考えて、玄関ではなく鬼門をゴールとして豆まきをしていくやり方もあるのです。
その場合は、鬼門から最も遠い西南の方角(東北の真逆)の部屋から順番に豆まきをしていくことになります。
十二支でいうと、申、 酉、戌の方角から、丑寅の部屋の窓に向かって鬼を追い詰めていくイメージですね。
鬼門以外にも、太陽や陰陽を重視した考え方から、東、南、西、北の順序で各部屋に豆まきをしていくこともあります。
これは太陽が昇る方位として東を第一位に、暖かい陽光の方位で南を第二位、太陽が沈む西を第三位、一番太陽から遠く寒い北が第四位、とする考え方が由来となっています。
余談ですが、鬼は丑寅の方角からくるとされているため、牛(丑)の角を持ち、虎(寅)の毛皮を身に着けていると考えられているのだとか。
歌でも有名な「鬼のパンツ」は「トラのパンツ」だったんですね( ^ω^)
終わりに
豆まきをする部屋の順番と鬼門や方角の関係をご紹介してきました。
目に見えない鬼ですが、窓を開けたり閉めたり、順番に鬼を追い詰めていくイメージで豆まきに取り組めば、楽しみながら厄を祓うことができそうですね。
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