七夕と言えば笹飾り。
青々とした葉に色とりどりの飾りが映えるときれいですよね。
でも、竹を切ってくるとすぐに葉が茶色になって丸まってしまいませんか。
今回は七夕の竹を長持ちさせる保存方法はないのかをご紹介したいと思います。
七夕の竹を長持ちさせることはできる?
竹は切ってしまうと水揚げしないため、水を入れたバケツにさしておいてもすぐに枯れてきてしまいます。
長持ちさせることができないので、できるだけ飾り付けギリギリに切ってくるしかありません。
七夕の竹の保存方法は?
長持ちさせるのがむずかしい竹ですが、保存方法によっては多少枯れるのを遅らせることはできます。
切り口をつけるだけでは水を吸い上げないため、濡らした新聞紙で竹全体を包むようにしてみましょう。
乾燥を防ぎ、葉が茶色くなるのを遅らせることができます。
また、竹にお酢を吸わせることでも同じ効果があります。
水とお酢を3:2くらいになるよう混ぜて竹に吸わせるようにする方法です。
長持ちするとは言えないかもしれませんが、竹の保存方法として手軽なものはこれらの2通りになります。
ちょっとハードルの高い方法としては、節の部分に穴をあけて中に水をいれておくというやり方もあります。
一番下の節を除いて、竹の内側の節部分に穴を開けて竹を筒の状態にして水を入れます。
生け花でも使われる方法ですが、手間もかかりますし大きな竹の内側に穴を開けるのはちょっとむずかしいですね。
どうしても竹をいい状態で保存したい場合はチャレンジしてみてください。
七夕の竹が枯れるのはしょうがない?
七夕の竹は切った状態では長持ちさせる保存方法はないと思ったほうがよさそうです。
竹はすぐに枯れるものと割り切って、自然のままに茶色になっていく竹で風情を楽しむのも悪くないものです。
保存がむずかしく長持ちしないことが気になるなら、最近では100均でもプラスチックの竹が売られています。
どちらを選んでも七夕飾りには変わりありません。
お好みのやり方で日本の七夕を楽しみましょう。
まとめ
もともと七夕飾りは一夜飾りが基本ですから、青々としたまま竹を長持ちさせる保存方法はなくても仕方がないのかもしれません。
枯れるというと聞こえがあまりよくありませんが、時間による竹の変化を楽しむくらいの気持ちで七夕の飾り付けをしてみてはいかがでしょうか。
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