子供が小学生になると、放課後お友達と遊ぶ約束をしてくるようになります。
でも小1では子供どうしの約束だけで遊ばせていいのか、子供だけで大丈夫なのか、不安や心配がありますよね。
相手の親に電話して確認した方がいいの?
送り迎えや見守りはいつまで必要?
夕方になっても遊びに行かせる?
うちの子全然遊びの約束してこないんだけど大丈夫?
今回はママたちにとってある意味”もう一つの小1の壁”ともいうべき、放課後の約束や過ごし方についてご紹介したいと思います。
小1の放課後の約束に親はどう対応する?
子供どうしが放課後に遊ぶ約束をしてきた時、親がどう関わるかは自分の家庭の方針と地域や周りのママたちのやり方を見ながら、臨機応変に対応するのがベストです。
「まだ小1なんだから親が関わるのが当たり前」という考え方もあれば、「小学生だから子供どうしでやっていけばいい」という考え方もあり、どちらが正解というものではありません。
じゃあ結局どうしたらいいの?ってことになりますが、まずは家庭の教育方針と親子のルールを決めることが基本になります。
安全のためには絶対に目を離さないという方針の家庭もたくさんありますし、できるだけ子供が自分で遊べるようになってほしいという考え方の家庭もあるでしょう。
各家庭の方針を基に、親子で放課後の遊びの約束のルールを話し合って決めておくことをおすすめします。
例えば…
・遊ぶ約束をする時は習い事のある○曜日以外にすること
・○曜日はうちで遊んでもいい
・うちに呼ぶ時は前の日までに相談すること
・遊べるかどうか一度帰って相談して決めること
・送り迎えをする場合、何時にどこまで迎えに行くか
など、ルールは各家庭の状況に合わせて決めてみましょう。
特に新一年生の頃ですと子供の約束はあってないようなもので、本当に遊ぶのか遊ばないのか、待ち合わせはどうするのかなど全く要領を得ないことがほとんどです。
お友達のお宅にお邪魔するとなると、こちらから連絡して親同士で確認した方がいいのかも気になりますよね。
そんな時は親がすぐに電話やメールで連絡するのではなく、子供に電話をかけさせてなるべく子供どうしでやり取りさせるようにしましょう。
親が見ている前で電話をさせれば、礼儀や言葉遣い、電話のかけ方のいい勉強にもなりおすすめです。
お礼の電話は親どうしで改めて後でかければいいのです。
子供も最初はうまくできなくても、だんだん親なしでも上手に約束できるようになっていきます。
低学年のうちは送迎や付き添いをすることも多いかもしれません。
けれども、心配だからと親がいつまでも関わり過ぎると子供どうしの関係がうまくいかなくなってしまうこともあります。
まだまだ小さいからと思っていても小学校の6年間で子供は大きく成長し、中学生ともなれば子供だけで遠出したり交友関係も親の知らないところでどんどん広がっていくのです。
少しずつ親離れ子離れして子供が自立できるように、親の方から手や口を出すのを少しずつ我慢して見守っていくことで、子供が自分でいろいろなことに対処できる能力を身につけられるようになっていくのではないでしょうか。
放課後の約束も親が全て決めるのではなく、最終的には子供どうしでうまく約束をして遊べるようにサポートすることが大切だと言えるでしょう。
うちの場合ですが、現在中一の長女が小1の時は親が連絡や送迎をする人はほとんどいませんでした。
当時どうしたらいいのか気になって先輩ママに聞いてみたら「ついてまわるのも相手のおうちにご迷惑になるから子供だけで行くものよ」と言われて、なるほどそういうものかと思ったことを覚えています。
保護者会や行事で顔を合わせた時にお礼を言い合うくらいで、子供中心の付き合いを6年間してきました。
一方、現在小学二年生の次女のお友達は親の連絡・送迎・見守りが当たり前の状況です。
最初は長女の感覚で次女も放置していたのですが、送迎しないのがうちだけだと誰かに一緒に帰ってもらうことになったりと皆さんに迷惑をかけてしまうので、今は私も送迎をするようにしています。
LINEがあるので気軽に連絡を取り合えるようになったのが理由なのか、親どうしの連絡も密に取り合わざるをえないのが現状です。
真ん中の長男は男子だからか、送迎や電話やメールでの連絡の取り合いはほぼありません。
こうしてみると、同じ小学校でも学年やグループが違うだけで親の常識や当たり前が全然違うことがわかりますよね。
郷に入っては郷に従えではありませんが、周りの様子をみながらお互い気持ちよく付き合えるように気をつかいつつ…といったところです。
ママって本当に大変ですよね(^^;)
小1の放課後の過ごし方が気になる?
小1でも5時間授業が始まると、帰宅時間は15時過ぎになる学校が多いでしょう。
帰ってから宿題をして明日の時間割をそろえて…小学生って思ったより忙しいですよね。
あまり時間がないけど、みんな放課後どうやって過ごしているのか気になったりしませんか。
たとえ1時間しか遊べなくても遊びに行く子は遊びに行きますが、学年が上がるとだんだん6時間授業も多くなってくるので、遊ぶ時間がなくなってしまうから宿題は帰ってからという家庭も少なくないと思います。
宿題をやってから出かけるか、いつやるのかは家庭のルールとして約束して決めておきましょう。
遊びに行くときにお友達のおうちで一緒に宿題をする、ということもあります。
親としては楽かもしれませんが、遊びに行ったお宅に宿題セットを忘れてきたり、みんなで勉強しても身にならないのではという考えから、うちでは宿題は自宅で夕飯までに終わらせるというルールにしています。
一年生のうちは放課後は家で過ごしている子もたくさんいます。
子供が約束をしてこなかったり、全然遊びに行かないと気になるかもしれませんが、全く心配する必要はありません。
小学校生活は一年生になった子供にとって大きな環境の変化で、親が思う以上に子供はがんばっているのです。
一日学校でがんばって、放課後は安心できる家庭で親や兄弟とゆっくりしたり、一人で好きなことをして過ごしたりするのが好きな子も大勢います。
子供が遊びに行きたそうにしているなら児童館や公園へ行ってみてもいいですね。
大人だって家に帰ったら自由に過ごしたいもの。
放課後に外に遊びに行くのが好きな子もいれば、家で自由に過ごすのが好きな子もいます。
学校に慣れて余裕が出てきたり、学年が上がるにつれておともだちと遊ぶようになりますよ。
あまり心配せずにゆっくり子供を見守っていきましょう。
まとめ
幼稚園・保育園の時までは親が一緒にいるのが当たり前でしたが、小学校にあがると一人で登下校したり遊びに行ったり、親にとっても初めての子離れの一歩なのかもしれません。
子供の友達=ママの友達ではないので、いろいろと気を遣ったり心配になったりするのが親どうしの付き合いのむずかしいところですよね。
子育てに対する考え方も千差万別ですが、自分の考え方が世間の常識ではありません。
いろいろな親がいますが、子供が楽しく過ごせるようになるべく周りとうまくやっていきたいものですね。
コメント
興奮して道に飛び出すなど心配です。言い聞かせて守りきれる年齢ではないからです。
だから小1の交通事故が全国的に多いのでしょう。
そんな対処を知りたかった。
コメントどうもありがとうございました。
小1のお子さんの交通事故対策についてご心配されているのですね。
一年生は、まだまだ幼いところが多々ありますから、
1人で遊びに行かせることが不安になるのも、親として当然だと思います。
私も上の子が一年生になった時は、大丈夫かな~とヤキモキしていました。
子供が1人で出歩くようになるのは、教習所で車の免許をとるのと似ている気がします。
理論も実技も必要であり、特に実技は教官が隣でアドバイスしながら、
ある程度の時間をこなして経験をつまなければならない。
子供の1人歩きも同じように、普段から交通安全やルールについて言い聞かせながら、
保護者が一緒に時間をかけて路上教習をこなしていくしかない、と私は思っています。
子供にいつから1人歩きの免許を与えるかは各家庭の判断になりますが、
学年が上がるにつれ、今度は自転車の心配も出てきます(^^;
親として心配はつきませんが、折に触れ子供には安全について教えていきたいですね。