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喪中はがきへの返事と一緒に香典を郵送してもいい?線香を送る?

喪中・弔事

喪中はがきで初めて訃報を知った時
お世話になった人や親しい知人だったら
お悔みの返事と一緒に
香典を郵送したほうがいいのでしょうか?
お線香でもお送りしたほうがいいのでは?

聞くに聞けないそんな疑問に
お答えしていきたいと思います。

喪中はがきの返事と一緒に香典の郵送はしないほうがいい?!

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喪中はがきで故人の逝去を知ることは
少なくありません。

今さらながらお香典を送りたい
ということもあるでしょう。

もちろんお悔みの手紙と一緒に
香典を郵送してもいいのですが…

喪中はがきで初めて訃報を知った場合
香典などを送ることは遠慮したほうがいいでしょう。

逝去してすぐのタイミングで
訃報を知らされなかったというのは
香典を辞退したいという喪家の意思であり
気遣いでもあるのです。

近年は家族葬として
身内だけで故人を見送ることも多いですし
香典に対する返礼などの手間を
できるだけ省きたいという考えもあるでしょう。

逝去されたばかりならともかく
数か月たってひと段落ついた頃に
改めて香典が送られてきたら
送られた方には
喪主へ届けたり、香典返しを送ったり・・
と相当な手間と労力がかかります。

また、香典ではなく線香でも送ったらどうか
という話もよく聞きますが

線香に関しては
香典以上にもらって困る
という意見も多いのも現実です。

喪中はがきで知った訃報に対しては
香典を郵送したり
線香を送ったりするのではなく

寒中見舞いなどでお悔みの返事を出す
よほどの気持ちがあれば
菓子折りなどを持参して
お宅に弔問に伺うほうがいいでしょう。

どうしても香典を郵送するなら?線香を送りたい場合は?

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喪中はがきへの返事と一緒に
香典は郵送しないほうがいいとお伝えしました。

しかしながら
仏事に関してとてもこだわりのある地域だったり
特別な親族の慣習がある場合もあるでしょう。

どうしても香典を郵送したり
線香を送ったりしなければならないという時の
マナーやルールをご紹介します。

まず香典を郵送する場合です。

・香典袋を現金書留で喪主当てに送るのが正式なマナーです。

・現金をのし袋に入れ、お悔みのお手紙を同封して郵送します。

・表書きは四十九日を過ぎていれば「御仏前」です。

・水引も印刷されているタイプののし袋の方が郵送しやすくおすすめです。

・金額は故人との関係により3千円~1万円が一般的です。

次に線香を送る場合です。

・贈答用線香を包んでもらいましょう。
不祝儀の包装(左から開く包装)で包み、掛紙をかけます。・掛紙には香典袋と同様、表書きと送り主の名前を入れます。
「御仏前」…四十九日以降
「御供」…亡くなられた日に関わらず使える。

終わりに

喪中はがきで訃報を知ってお悔みの返事と合わせて、香典を郵送したり線香を送ったりすることについてご紹介してきましたが
あくまでも一つの考え方であって
これが正解、というものがあるわけではありません。

香典にしろ線香にしろ
かえって負担になりはしないか
相手の立場に立って考えるという
心遣いを忘れないようにしたいものですね。

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