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インフルエンザにうがいは効果なし?緑茶やうがいの意外な効果とは?

インフルエンザ

インフルエンザの予防のため
うがいを習慣にしている方も
多いのではないでしょうか。

でも、うがいって
インフルエンザに効果なし
という説もあるんです!

今回は
インフルエンザ予防とうがいの効果について
取り上げていきたいと思います。

インフルエンザにうがいは効果なし?厚生労働省は…

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インフルエンザの予防については
厚生労働省からも
ガイドラインが発表されています。

その内容で
インフルエンザ予防に有効性がある
と認められている項目は、

流行前のワクチン接種
飛沫感染対策としての咳エチケット
外出後の手洗い等
適度な湿度の保持
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
人混みや繁華街への外出を控える

というもので

厚労省のインフルエンザ対策に
うがいは入っていないのです。

インフルエンザウィルスは
感染力が非常に強く

気道の粘膜に感染して20分ほどで
細胞の中に取り込まれ
増殖していきます。

そのため20分ごと
うがいをしなければ

インフルエンザ予防に効果がない
というのがその理由です。

でもだからと言って
うがいなんて全然意味がない
と言い切ってしまっていいのでしょうか。

うがいの効果と緑茶の成分カテキンの有効性

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科学的根拠がないことから
インフルエンザ予防にうがいの効果なし
と言われている一方で、

2006年
緑茶に含まれる成分「カテキン」
インフルエンザ予防に有効であることが
科学的に証明されています。

この実験では

緑茶でうがいをしたグループが
しなかったグループに比べて
インフルエンザにかかる確率が低かった、
という結果が出ており

その確率は、1.3% 対 10%
となっているのです。

うがいそのものの効果ではなく
緑茶に含まれる
「カテキン」の効果が認められた

という結果ですから、

うがいではなく
緑茶を普通に飲むだけでも
同じように
インフルエンザ予防に有効なのです。

ですが、言いかえれば、

緑茶でうがいをすることで
インフルエンザ予防に効果がある
ということが
科学的根拠と共に証明された結果である
とも言えるでしょう。

お茶でうがいをした後
飲み込んだほうがいい、
という説もありますね。

のどの粘膜には下向きにヒダがあって
そこにばい菌が溜まっている上、

感染はのど周辺から起こるため
飲み込んでしまえば
ウィルス感染することはほとんどない
というのがその理由ですが、

それだったら
わざわざうがいを飲み込まないで

緑茶を普通に飲むだけでも
いい気がしますよね(^^;)

お茶に含まれる成分であるカテキンには
強い抗菌作用があり

O157などの食中毒菌をも殺菌する
効果があると言われています。

インフルエンザウィルスが
体内の細胞にとりつくためのトゲに
カテキンが吸着することで
ウィルスの侵入を阻止しているのではないか
と言われています。

そのカテキンが最も多く含まれるのが
緑茶であり

発酵させた烏龍茶や紅茶は
カテキン含有量が
緑茶に比べて少なくなっています。

インフルエンザ予防のためには

緑茶でうがい、
または緑茶を飲む、

というのが有効な方法なんですね。

インフルエンザを予防する?うがいの意外な効果とは?

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うがいをすることに
気管についたウィルスなどを
洗い流すという効果があるのは
ご存知だと思います。

でも、うがいの効果は
これだけではありません。

唾液などの分泌液には
殺菌成分があり
ウィルスや菌をやっつける作用があります。

うがいをすることで
口の中を刺激し

唾液などを出しやすくすることで

間接的にですが
インフルエンザウィルスに対する
殺菌効果を期待できるというわけです。

喉が乾燥していると
ウィルスが活動しやすくなるので

うがいをして喉をうるおすことが
ポイントなんですね。

終わりに…

ここまでの内容をまとめてみます。

インフルエンザにうがいは
科学的根拠がないことから予防効果なし。ただし緑茶うがいに限っては、
カテキンの作用により
インフルエンザ予防に効果あり。

うがいをには洗浄効果だけでなく
口中を刺激して唾液等の分泌を
促す効果がある。
唾液等の殺菌成分によって
インフルエンザを予防する効果が期待できる。

いかがでしたでしょうか?

インフルエンザの予防のために
うがいなんてしても意味がない、

と切り捨ててしまえばそれまでですが、

しないよりはした方がいい、
というくらいの
ゆる~いスタンスで

うがい、できれば緑茶うがい
毎日の習慣にしてみませんか。

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